負債1000万超え主婦が 一生お金に困らない「富」のマインドセットっていう本を読んでみたよ

負債1000万超え主婦のリアルブログです。

自分なりに理解したことをアウトプット記録のために書いていきます。

サイコロジー オブ マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット

この本の根本的な主張は「お金とうまく付き合うには、頭の良さより、行動が大切だ」ということ。

本当に富を得たいなら

人がなぜ借金するのかを理解する必要がある。そして、理解するためには人間の欲望や不安、楽観主義の歴史を学ぶことが必要だそうです。

本当の富は見えない  裕福さの誇示は、富を減らす一番の近道

人は目に見えるものから誰かの豊かさを判断しようとする。それが目の前にある唯一の情報だからである。車、家、インスタグラムの写真…

現代の資本主義は、人が「成功を手に入れるまで、成功しているフリをする」ことそれ自体を、一つの立派な産業にしている。

しかし、実際、真の富は目には見えない。

富とは、購入しなかった高級車であり、買わなかったダイヤモンドである。身につけていない時計、着ていない服、乗らなかったファーストクラスの座席である。

富とは、目に見えるものに変換されていない金融資産のことである。でも、私達は富をそう捉えてはいない。目に見えないお金を想像するのは簡単ではないからです。

私達は「ウェルス(富)」と「リッチネス(物質的豊かさ)」の違いを明確にする必要がある。この違いを知らないことが、お金の判断ミスにつながっている!

リッチとは現在の収入が多くそれを使って贅沢な買い物をしていること。

だが、富は目に見えない。それは使われていない収入のこと。富とは、後で何かを買うための、まだ取られてない選択肢。その価値は今より多くのものを買う選択肢や柔軟性、成長をもたらすことにある。

誰もが、心の底では富を築きたいと思っている。富がもたらす自由で柔軟な生き方を実現したい!でも、金融資産を増やして富を築くには、手持ちのお金を使い切ってはいけないのである。にもかかわらず、「お金持ちとはお金を使うことだ」という考えが染み付いてるから富を築くために必要なのが自制心だということに気づかない。

富のロールモデルは見つけづらい

お金持ちのロールモデルはいくらでもインスタにあるけど、富のロールモデルは見つけにくい。世の中には地味に見えても実は裕福な人や、裕福に見えても破産寸前の生活をしている人がたくさんいる。

きいちゃんも今まで家計管理のためにインスタや色んな本を読んできたけど、なかなか同じようなロールモデルを探せなくて、いまいちどうやって家計を良くして行けばいいのかわからない時期が長いよ。

貯金の価値 唯一コントロールできることが1番重要なメリットをもたらす

富を築くためには収入より貯蓄率が大事!

少ないお金で幸せになる方法を学べば、必要なものを買っても十分に手元にお金が残る。収入を増やしてもお金は残せるが、減らす方が簡単だし、その方が自分でコントロールしやすい。

一定の生活レベルが満たされた時、それ以上に何かが欲しくなるのは見栄や他人との比較が原因である。

誰もが生きて行くために最低限必要なモノがある。それが満たされると、さらに快適で楽しく、世界が広がるような生活レベルに上げてしまう。

しかし、生きるために必要なものを十分に満たすレベルを超えた支出は、収入に応じて大きくなるエゴの表れだといえる。つまり、自分がお金を持っていることを他人に示すための支出だということ。貯蓄を増やすためには、謙虚になることも大切である。

  • 貯蓄は、支出を減らすことで生み出せる
  • 欲望を抑えれば、支出を減らせる
  • 他人の目を気にしなければ、欲望を抑えられる

お金の問題にはサイコロジー(人間心理)が大きく関わっているのである。

厳しい教え。泣 極端に書いてる気もするけど、腑に落ちるところもあります。難しい!自分が快適にお洒落にしたいと思って家に飾ってあるものも…実はエゴのモノもあるのは確か!泣 他人の評価を気にする性格…

誤りの余地 最も重要な計画は、計画通りに進まない可能性を想定した計画である。

将来は何が起こるかは、わからない。

不況や戦争のような恐ろしい出来事にも、イノベーションのような素晴らしい出来事にもあてはまる。

そもそも私達は、お金に関わるあらゆる活動、特に自分のお金の判断に関わる活動において、誤りの余地を作ることが苦手である。

誤りの余地を残しておくほど、どんなことにも耐えやすくなる。

例えば、現金を十分に保有することで、誤りの余地を残しておき、別の資金で株式投資をする。この場合現金を保有してるから、株で厳しくなっても、途中で投げ出すことなく、長く持続できる。しかし、誤りの余地を残していない場合は、株で失敗すると、それに耐えきれず、ゲームオーバーになる。

投資を成功するためには長く投資を続けなければいけない。

お金に関する最大の単一障害点は、短期的な支出を給料だけに頼ってしまい、将来の想定外の支出に備えて貯蓄をしていないことである。

計画通りに進まないことを想定して計画を立てることが重要である。

実際、積立投資を始めたのはいいけど、途中で解約して現金化したことあるきいちゃん。全く誤りの余地など意識してなかったことがわかります。笑

それから、きいちゃん家の負債1000万は住宅ローンと奨学金です。きいちゃんの奨学金は看護師になるために投資したのと一緒。看護師として長く勤めることも長く投資することに繋がる…?

あなたは変わる  長期計画は見かけよりも難しい

ここに、弁護士を夢見る少年がいる。必死に勉強し、弁護士になることができた。しかし、いざ弁護士になると、長時間労働に追われ、家族と一緒に過ごす暇もない。そこで、収入は低いが時間の融通がきく仕事に転職する。だがその後、子供を保育園に預けるには思った以上にお金がかかり、給料のほとんどが消えてしまうことに気づく。そこで、彼は、配偶者の収入で生計を立て、自分は仕事を辞めて家で子育てに専念しようと決断。「これでようやく正しい選択ができた」と安心する。しかし、70歳になっった時に働かなかったために、老後資金に余裕がないことに気付くのだ。

人は未来の自分をうまく想像できない。このことが長期的なファイナンシャルプランにどのような影響を与えるかは容易に想像がつく。

投資に成功した清掃員をしながら莫大な資産を作ったロナルド・リードや世界一の投資家と呼ばれるウォーレンバフェットが成功した大きな理由は、何十年も同じことを続けて複利の力を存分に発揮させたことにある。

だが、上記の少年と同じように、私たちの人生にはさまざまな変化がある。

あえて、低収入の仕事を選んで質素に暮らし、それに十分満足している若者もいる。一方で、懸命に働いて贅沢な暮らしをしてそれに満足してる若者もいる。どちらの生き方にもリスクがある。前者は子育てや老後のための資金を準備できないリスクがあるし、後者は若くて健康な時期のほとんどをオフィスで過ごしたことを老いてから後悔するリスクがある。

これらに簡単な解決策はない。生き方を変えることは強要できないから。

しかし、長期的なファイナンシャルプランを描く際には、次の二つを心に留めておくべき。

  • 極端なファイナンシャルプランは避ける

極端な低収入でも満足できると仮定したり、極端な高収入を求めて延々と働くことを選択すると将来的に後悔しやすい。複利は、何年、何十年もかけて成長させると最大の効果を生み出す。これはお金だけでなく、キャリアや人間関係にも言えることである。鍵を握るのは持続性。人生は変化する。だからこそ、人生のあらゆる局面でバランスを取ることが将来の後悔を防ぎ、投資を長く続ける上で最善の戦略になる。

現役時代に、貯蓄、自由時間、勤務時間、家族と過ごす時間などを全て適度にすることを目標にすれば、極端な場合よりも、計画を継続しやすく、後悔もしにくくなる。

  • 「過去の自分」の囚人になってはいけない

18歳で大学の専攻を決めるときに選んだ分野だからという理由で、生涯そのキャリアに忠実であり続けるのは実に勿体無い。「人は変わる」という現実を受け入れ、できるだけ柔軟に変化に対応していくべきなのだ。

今の自分から見たら別人のような過去の自分が立てた経済的な目標を、無条件に延命させるべきではない。必要な場合は思い切って捨て去るべき。古い計画を捨てて軌道修正するのが早ければ早いほど、複利の恩恵も得やすい

きいちゃんも看護師になってバリバリ働いて、奨学金なんて余裕で返せると思っていたし、子供ができても余裕だと思ってた高校三年生の私。人生は本当に変わることを実感してます。人間関係で看護師なんてならなければよかったと思ったことも一度ではありません。

 

 

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